限られたパイ 2005 4 30
電機各社の決算を見ていると、
「パイの奪い合い」になっていると思います。
少子化の進行によって、消費者(パイ)は増えません。
リストラの進行によって、給料(パイ)は増えません。
超低金利によって、貯金(パイ)は増えません。
こうなると、「パイの奪い合い」になるのは、当然だと思います。
誰かが、パイを多く食べると、残りの人は、食べられるパイが少なくなります。
明暗を分けた電機各社の決算は、そうなっているでしょう。
少なくとも、努力すれば改善する少子化問題を、何とかすべきです。
経済力があるのに、結婚しない、あるいは子供を作らないという人が多いのです。
もちろん、結婚をするしない、子供を作る作らないは、個人の自由ですが、
少子化が、日本の命取りとなるのです。
少子化→市場規模の減少→企業の売上高の減少→給料の減少。